ポリティカルマザー 見てきた

オーチャードホールの最後列で見てきました。事前情報は特になく、ただポリティカルマザーのことを調べるうちに、シェクター氏、ぜったいAOL見て決めたな!!とゆー印象くらいは持っていました。あと元々完成されたものにうえぴーという主人公を付け加える感じなのかな?と思っていました。つまりあまり出ないだろうなと思ってました。あと、うえぴーは踊らないんだなと思いました。そして、これは理解する舞台ではないんだろうなと思いました笑

 

とりあえず政治に…とかいう設定はガンガンに無視しているので悪しからず…

 

 

雰囲気は全体的に、ゼルダの伝説 ムジュラの仮面に出てくるイカーナ地方と、インサイドとゆーゲームに似ているなと思いました。つまり死者の国にしか思えませんでした。そしてダンサーはゾンビにしか見えませんでした。そして、うえぴーが「おめぇら死んだからってクヨクヨしてんじゃねーよ!」と叫んでいるようにしか見えませんでした。絶対、違うわ。

 

あのダンスがめちゃめちゃ独特で、だからそれがイカーナのゾンビにしか見えなかったんですよね。んでイカーナ城で踊ってるゾンビは元貴族?金持ち?とゆー設定があるらしいので、あ、この人たち元貴族かなって思っちゃったんですよね。それでなんか独特に踊ってるのかなって、思っちゃったんですよね。そしたら途中から、上半身だけガクガクっと動く感じが、インサイドに出てくる、主人公に付いてくるゾンビ?みたいな、心のない人形みたいなのがいるんですが、それに見えてきたんですよね。そしたら、あ、この人たち、心がないのかなあ、それでうえぴーの思い通りになっちゃってるのかなあって、思ったんですよね。なんかそーゆーバックグラウンドがある人形たちが、もがいている…とゆー風に捉えましたね。ぜったい、違うけど。

大体踊り始めたらイカーナのゾンビにしか見えませんでしたね。イカーナのゾンビは楽しそうだけどもう死んじゃってるし、光を浴びせると消えるので、切ないなあって、思ってたんですよね。なので全体的に切ねえなって、思いました。ダンサーのやっていることが、全部意味のないというか、もがき…に見えたんですよね。最初、切腹みたいなシーンあるしね。銃で撃たれるようなシーンもあるし。

だからなにか自分たちの住んでいる世界とは違う、裏側とゆーか、どこか違う場所の話のように思いましたね。死んだ人の国というか。

 

うえぴーは謎言語(ポリティカル語?)を叫んでいる。あの言葉のない感じ、個人的には好きですが、これは表現するのがムズイだろうなって、思いました。んでもそこで主張したいことが、AOLとかWorld Endとかの世界観に似てるのかなって思いました。World End見てないけど。AOLに繋がるところはとにかく今の状況をブッ壊してやろうぜ!!とゆーエネルギーに満ちているとゆーことですかね。とりあえず私の目には周りのダンサーは生気のないゾンビに見えているので、そう言った中でうえぴーが世界に殴り込みをかけるように叫びまくり、演説を繰り返すことで、ゾンビに何かしらエネルギーが与えられているような気がしました。

 

ホフェッシュカンパニーのダンスは全体的に脱力系とゆーか、ぐにゃぐにゃ系で、それが今度はインサイド感が出るんですよね、ちょっと、不気味で気持ち悪い感じ?うなだれて、みんなで同じ振りをするとことか、まさにインサイドのゾンビみたいでしたね。なのでそーゆーされるがまま系とゆーか、なるがまま系のゾンビちゃんたちと、うえぴーのアンタ喉大丈夫!?とゆー感じのシャウトのコントラスト感みたいなのが、よかったです。もともと他の国ではどういう風になっていたのかよく分からんけどよかった。が、ちょっと現代感はあるな…とか思っていました。

ら!

最後の最後、めちゃめちゃミーハーな、ミス●ルみたいなメロディーが流れてきて、何や?!何や?!となりました笑。もともとポリティカル語はなかった設定なのか?それにしても、今まで現代じゃない感出てたのに、急に現代感もりもり出てきて、あれはどういう意図があったのか分かりませんが、自分たちとは別の世界の話だと見ていた私は、いや、そこ歌詞出しちゃうのかよ!!具体的に言語にしちゃうのかよ!!ってすげー思いました。そしたら終わってしまいました笑

まあ、英語になったところで私は分からないんですが。

 

シェクター氏はうえぴーのことをカリスマ性があってよいと褒めてくれたみたいなので、日本公演だけと言わず今度はガッツリツアーに入れてもらいたいです。いや無理だけど。なんか世界観に合ってるなと思いました。

 

でもあのダンス、体柔らかくないと無理そうだわ。